世界遺産【石見銀山】

「めのうの店 川島」スタッフMです。
いつも当店をご愛顧いただきありがとうございます。

2022年の神在月も11月23日で終わりました。
今週には雪が降るという情報もあり、急に寒くなってきた気温に心が追いつきません。

今回ご紹介しますのは島根県が誇る 世界遺産【石見銀山】 です。

石見銀山とは…

2007年7月2日、島根県大田市の石見銀山遺跡が世界遺産に登録されました。

大航海時代の16世紀、世界で流通した銀のおよそ3分の1が日本の銀であり、さらにそのほとんどが石見銀山で産出されたものであったと言われます。
その影響力の大きさを示すのが、当時ヨーロッパで作成された世界地図です。日本の中でも「石見銀山」は非常に大きく扱われており、その存在の大きさを表しています。
石見銀山の特徴は、自然を破壊せず、環境に配慮した「自然環境と共存した産業遺跡」であることです。そしてこれが、世界遺産として評価された重要なポイントです。

石見銀山は銀山地区と大森地区の2つに分かれています。
まずは銀山地区からご紹介。

こちらは龍源寺間部の入り口。

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「間歩」とは鉱山の掘り口のことをいいます。「龍源寺間歩」は現在、唯一一般公開されている間歩です。
内部はノミで掘った跡が当時のままの状態で残っており、当時の作業の様子を知ることができます。

また古文書の石見銀山絵巻が電照板で展示してあり、当時の坑内の様子を知る事ができます。

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続いてこちらは清水谷製錬所跡。

当時の最先端技術を駆使して銀生産に行ったものの、わずか1年半で閉鎖されたそうです。

その他にも…

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途中で紅葉を見たり…

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お団子食べたり…
銀山地区を楽しんで続いて大森地区へ

大田市大森町は石見銀山領の中心となった地です。
地元の人の手により、当時の面影をそのままに残しています。

代官所跡や古寺・古社など歴史的な建物だけでなく、街の景観に合わせたレトロな郵便局や銀行など素敵な街並みです。

大森地区を歩いた先にある城上神社(きがみじんじゃ)
こちらは城上神社の拝殿の鏡天井にある極彩色の「鳴き龍」。
迫力満点です。

祭神は出雲大社でもおなじみ、大国主命で縁結びの地としても知られているそうです。

以上が石見銀山のご紹介でした。
島根に来られる方は出雲が目的の方が多いかと思いますが、是非少し足を延ばし石見銀山にも行ってみて下さい。

公式オンラインショップにても、1969年(昭和44年)に石見銀山が国の史跡指定を受けたことを記念して作られた石州判銀のレプリカを販売しております。
ぜひご覧になってください。

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