神在月の出雲

「めのうの店 川島」スタッフMです。
いつも当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

来月はいよいよ「神在月」です。
私たちは新暦に沿って普段の生活を送ることが多いですが、かつては「旧暦」が使用されていました。
この「旧暦」での10月は別名「神無月」とも呼ばれます。
しかしこの旧暦10月を「神在月」と呼ぶ地域もあることをご存知ですか?
それは島根県出雲地方です。
この旧暦10月の内の7日間(旧暦10/11-10/17)は全国八百万の神々が出雲大社に集まられるため、出雲地方では10月を「神在月」と呼ぶのです。
来月はいよいよ「神在月」に入ります。

以前の写真ですが、神在月の期間中は平日、休日かかわらず多くの方々が出雲にお参りに来られます。

神楽殿の前には国旗が掲げらます。
掲揚塔の高さは47メートル、国旗の大きさは畳分にもなります。
出雲大社といえば大注連縄が有名ですが、こちらの日の丸も日本一大きいといわれています。

賑わう出雲大社を少し離れてみると、神門通りを南に下った先には素敵な出雲大社前駅もございます。
こちらの駅舎は国の登録有形文化財も登録されており、丸みをおびた洋風の建築は和を象徴するような出雲大社と対局にもありながらも、不思議と調和がとれています。

中に入ると薄暗い雰囲気の中ステンドガラスに目がいき、レトロな雰囲気がとても素敵な駅です。

神在月に出雲まで来られる際は、ぜひ出雲の町も散策してみても良いかもしれません。

それでは、皆様に良いご縁が訪れますように…。

■ 旧暦10月(神在月)は、2024年は 11月1日(金)~11月30日(土)
■ 神在祭にまつわる主な神事が行われる期間は11月10日(日)~11月17日(日)