天然石屋さんの手ぬぐい

「めのうの店 川島」スタッフMです。
いつも当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

秋も深まりました今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、本日は当店で取り扱っております手ぬぐいのご紹介をさせて頂きます。

当店で取り扱っております手ぬぐいは現在7種類。
コチラの商品すべてが京都の“かまわぬ”さんとのコラボレーションして作り上げております、オリジナルデザインの手ぬぐいでございます。

京都のお店ではございますが、“かまわぬ”とは、「お構いなし」「構うものか」と、我が身を捨てて弱き者を助ける江戸町人の心意気を表現した言葉です。
お店の名前通りにこだわって製作される手ぬぐいはとても人気があり、当店のECサイトへも“かまわぬ”で検索されてお越しいただくお客さまも多いです。

手ぬぐい専門店「かまわぬ」の手ぬぐい
かまわぬさんの手ぬぐいは注染(注ぎ染め)という手法で、職人の分業制による手作業で一枚一枚丹念に手作りされています。
手染めゆえ裏表がなく、また毎回仕上がりに若干の違いが生じますが、手作りならではの味わいでもあります。

生地は「上総理」という晒生地。
最初手にすると糊がきいてるため硬く感じられますが、使い込んでいくうちに生地がふわふわに柔らかくなって、さらに吸水性もどんどん良くなっていきます。
手ぬぐいは色落ちと共に生地が更に柔らかくなり、吸水性が増してくることで、タオルと違い長年使って頂けます。
長年着用する程にいい感じの色や履き心地になるジーンズのように、手ぬぐいも「育てて」いくことで自分だけのヴィンテージ手ぬぐいになります。
手染めならではの手ぬぐいの魅力です。

ふきんにしたり、贈り物を包んだり、実用的で様々な使い道があるのが魅力の手ぬぐい。
実は普段使いだけでなく額に入れ、飾っていただくのもおすすめです。

松江城近くの本店では現在5種類を額に入れ飾っており、今回ご紹介させていただきます。


左から絵巻物「鳥獣戯画」がモチーフの“鳥獣古事記”、
その右は島根県が誇る国宝“雲州松江城”。


上にありますのは出雲大社の大しめ縄を題材にした“注連縄”、
下は勾玉を美保伎玉の三色に染めちらした“勾玉美保伎色”。


最後に中央にありますのは、出雲地方では広く家内安全や除災招福などの守護神として崇敬されている“龍蛇神”。
毎年神在月(説明はこちら)の期間のみお作りしている限定の手ぬぐいになります。
迫力のある龍の手ぬぐいは男性の方にもぜひ使っていただきたいお品です。

他にも出雲大社をイメージした小紋柄“出雲社小紋”、うさぎを中心に出雲ならでは4つのモチーフを可愛らしくデザインした“出雲ご縁うさぎ”がございます。

いずれも島根県を題材にしたデザインをしており、島根にいらっしゃったお土産としてとても人気のある商品になります。
比較的愛らしい柄の多いかまわぬさんの手ぬぐいの中で、当店のオリジナルデザインはきっと目をひくのではないでしょうか。

普段は天然石ばかりのご紹介をしておりましたので、今日は手ぬぐいのご紹介をさせて頂きました。
ご来店の際には、ぜひお手に取ってかまわぬの品質と当店のオリジナルデザインをお確かめください。